◆18番(中野良雄) 議案第113号の
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてということで、簡易水道も関連をしますけども、今回西海市になってですね水道料金が今日まで旧町の料金を引き継いで徴収をしてきたわけですけですけども、今回の統一にするにあたってですね、特にこの提案理由でも述べられておりますけども、私たちが聞いていたのはですね、各町の平均ぐらいでですね調整がされるんではないかという予想をしてたんですけども、今回の改定では一番高いところ、それよりも若干のですね、高く設定をされているわけですけども、それに伴ってですね、今後老朽化した施設の更改のための財源確保ちゅうですか、そういうものが含まれたような提案理由になっていたわけですけども、いわゆる今後の設備更改に伴うものをどのくらい見ているのかですね。私たちは5町の平均ぐらいでいくのかなという、そこら辺りで納まるかなと思っとったんですけども、そこら辺りがどのぐらいですね、今後の設備のための財源確保になっているのかですね、ちょっとお聞かせください。
○議長(
佐々木義信)
産業建設常任委員会委員長。
◆
産業建設常任委員会委員長(
北川辰夫) 今の質問に対しての設備費の財源確保の問題については、審査しておりません。
○議長(
佐々木義信) 18番、中野議員。
◆18番(中野良雄) そしたらですね、特に大瀬戸の場合は20数パーセント、23パーセント簡易水道も上水もですね、大幅な引き上げになるわけなんですけども、
合併協議会での協議の中と今回の一番高いところに設定をしたという大きな理由を。
○議長(
佐々木義信)
産業建設常任委員会委員長。
◆
産業建設常任委員会委員長(
北川辰夫) 答弁の中ではですね、
特別会計という形でどうしても
一般会計からの赤字を出した場合に
一般会計からの繰入をやらなくてはいけないという状況下の中で負担を住民に、どちらにしても負担をかけていく状況にあるということで、今回、旧西海町の状況を見た範囲内で上昇率をアップしたということです。5立方メートルを基準に設定をしておりますけれども、資料のですね、ナンバー2にですね、状況が載っておりますので、よく見てください。
○議長(
佐々木義信) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 質疑を終わります。 次に、
予算審査特別委員会委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 質疑を終わります。 以上で、各
委員長報告に対する質疑を終わります。 これより各議案に対する討論を行ないますが、通告はあっておりません。 これで討論を終わります。 これより議案第106号から議案第136号について一括して採決します。 お諮りします。 議案第106号から議案第136号は、各委員長の報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 異議なしと認めます。 したがって、議案第106号から議案第136号は、各委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
△日程第33 請願第3号
○議長(
佐々木義信) 次に、日程第33.請願第3号 児童・生徒が急減する怖れのある地域で、高校30人以下学級の早期実現を求める意見書の採択に係る請願を議題とします。
総務文教常任委員会委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員会委員長、
岩本利雄議員。
◆
総務文教常任委員会委員長(
岩本利雄) 〔登壇〕 付託されました請願についての審査報告をいたします。
--------------------------------------- 平成19年12月21日
西海市議会議長 佐々木義信様
総務文教常任委員長 岩本利雄 請願審査報告書 本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第134条の規定により報告します。 記受理番号付託年月日件名審査の結果請願第3号平成19年12月4日児童・生徒が急減する怖れのある地域で、高校30人以下学級の早期実現を求める意見書の採択に係る請願不採択--------------------------------------- なお、不採択の理由等について報告をします。 本請願は表題の内容以外に、通学費補助基準の改善と通学費補助額の大幅増を求める請願とが併記されており、その請願の内容が、あたかも表題の請願の内容と矛盾する一文が挿入されていた。 請願の性質上、この一文は削除することは出来ないので、本委員会としては本請願について不採択とした。 お手元に皆さん方は請願書を持っているんじゃないかなと思いますので、あれば見てください。 この中の下の「記」と書いてあるところの上から6行目の一文がちょっと問題の一文で、ちょっと読み上げます。「郡部、周辺地域から都市部の高校に通う子どもたちと都市部の子どもたちとでは通学費などの教育費に大きな差が出ています。」という前段の部分ですね、郡部周辺地域から都市部の高校に通う子どもたちというのは、あたかもこの表題のですね生徒が急減している一つの理由の中に郡部とか周辺地域から都市部に通う子どもたちが多いから、この郡部が、だんだん生徒が減ってくるということで、この文章を削除できないかということを言ったんですけども、これは請願として削除できないということで今回は不採択といたしました。もし請願を再提出するのであれば、本表題の趣旨のみを強調する内容に訂正すべきである。 また、本市の大崎高校がおかれている現状を見る時、本請願の表題の趣旨については、本委員会としても理解できるので、何らかの措置を講じる必要があると考えている。 以上で報告を終わります。
○議長(
佐々木義信)
総務文教常任委員会委員長の報告が終わりましたので、これより
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。 〔「はい」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 22番、杉澤泰彦議員。
◆22番(杉澤泰彦) 今
委員長報告の中で、結局この趣旨にですよ、即した請願であれば、確認なんですが、委員会としては採択というような意見があったということですね。
○議長(
佐々木義信) 19番、
岩本利雄議員。
◆
総務文教常任委員会委員長(
岩本利雄) 報告のとおり、そうであります。 この一文だけ削除できれば請願採択ということにしたんですが、先ほどの報告のようにこの請願は文書を削除することはできないということで、一応不採択としました。 〔「はい」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 17番、田口 昇議員。
◆17番(田口昇) 審査経過報告書の中の4ページの最終のところにございますけども、今回は不採択にする通学費補助の問題などが書かれているため、矛盾点が見られ、30人以下学級を求めるだけの内容で提出していただくように、そのときは採択するということにするということでございますけども、今回は不採択ということでございますし、わざわざ請願があるかないかのことについて請願を受け付けますよ、或いは採択しますよという条件付はあまり好ましくないんじゃないかなということで、出された結果によっての付託がどこにあるか分かりませんけども、その結果を審査するというのが議会でございまして、既に出していただければ採択しますよという条件付の報告書では好ましくないんじゃないかと思いますが、いかがなもんでしょうか。
○議長(
佐々木義信) 19番、
岩本利雄議員。
◆
総務文教常任委員会委員長(
岩本利雄) 以後注意します。
○議長(
佐々木義信) 18番、中野良雄
◆18番(中野良雄) 不採択ちゅうことでですね、その理由が先ほど説明があったところを削除をしたら採択をしたいという委員会の意向ですけども、削除できないというのがちょっと理解できないんですけども、いわゆる請願者に確認をしたのかですね。請願者がやっぱり削除できないということであれば、それは話は分かると思いますけども、そこら辺りをちょっとお願いします。
○議長(
佐々木義信) 19番、
岩本利雄議員。
◆
総務文教常任委員会委員長(
岩本利雄) 審議の中で事務局の方からこういう事例については請願として削除できないという・・・。えっとですね、この経過報告書の3ページを見てもらいたいと思います。その中に請願を変えてもらえばどうかということが中ほどに書いてありますね、丸で。その中の答弁をちょっと読みます。「趣旨を変えるとなると撤回になるだろうと思うと。請願も議案なので撤回は他の議案と同じ取り扱いになり、本議会で撤回の許可が必要になります。」というふうなことでこの文章は削除できないということであります。
○議長(
佐々木義信) 質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
佐々木義信) 質疑を終わります。 これより討論を行いますが、討論の通告はあっておりませんので、討論を終わります。 これから、請願第3号を採決します。 本案に対する委員長の報告は、不採択です。 よって、原案について採決を行います。 この採決は、起立によって行います。 本案に採択することに賛成の方は、起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
佐々木義信) 起立少数です。 したがって、請願第3号 児童・生徒が急減する怖れのある地域で、高校30人以下学級の早期実現を求める意見書の採択に係る請願は、不採択とすることに決定しました。
△日程第34 閉会中の
継続調査申し出
○議長(
佐々木義信) 日程第34.閉会中の
継続調査申し出を議題とします。 議会
運営委員会委員長及び各常任委員会委員長から
会議規則第102条の規定により、お手元に配布した申出書のとおり、閉会中の
継続調査申し出があります。 お諮りします。 議会
運営委員会委員長及び各常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と声あり)
○議長(
佐々木義信) 異議なしと認めます。 したがって、議会
運営委員会委員長及び各常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ここで市長より発言の申出があっておりますので、これを許可します。 山下市長。
◎市長(
山下純一郎) 〔登壇〕 本年最後の市議会に当たりまして、一言、御あいさつを申し上げます。 平成19年西海市議会第4回定例会の閉会に当たりまして、市長として一言お礼の言葉を申し上げさせていただきます。 本年は、議案としては136件、報告案件等その他の案件を入れますと、実に163件もの案件を提出させていただきました。 議員の皆様におかれましては、いずれの案件につきましても慎重なる御審議を賜りながら、西海市の抱える数々の懸案事項や課題について、貴重な御指導や御助言をいただきました。この場をお借りしまして、改めて厚くお礼を申し上げます。 私は、平成19年の年頭、西海市が3年目の年を迎えるに当たり、将来を見据えた具体的施策の推進を図るため、財源・人材・知恵の重点的かつ効率的な配分と、市民との協働によるまちづくりを本格的に推進していく年であると位置付けました。 議会を始め、市民の皆様におかれましては、様々な地域の問題を抱えながらも、旧町の垣根を越えて協力しあい、年間を通じて、市民協働のまちづくりと市の効率的な行財政
運営を進める上で貴重な御意見を数多く賜り、数多くの施策を執行することができました。しかしながら、一方では、議員各位並びに市民の皆様に大変な御心配をお掛けした事件もありました。この後、建設部より経過等の詳細について説明をいたさせますが、大島町の市営住宅不正入居の一件を始めとして、未だ旧町時代からの調整事項や課題を多く抱えており、今後も、決して穏やかな波路とは行かないと思いますが、一方で、西海市の有るべき将来像をしっかりと見つめ、力強く前進して行かなければならないと存じております。今後とも、皆様の御協力を得ながら、人も自然も産業も元気な、活力あふれる「健康の里さいかい」づくりと、それにつながるに施策の推進に全力を傾注してまいりますので、来年も引き続き御指導、御助言の程をよろしくお願い申し上げます。 最後になりますが、来る平成20年も、議員各位を始め市民の皆様が御健勝のうちに過ごされ、幸多き良い年となりますよう祈念申し上げまして、私の12月定例市議会の閉会に当たってのお礼の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。いい年を迎えられますように御祈念を申し上げて御挨拶とさせていただきます。
○議長(
佐々木義信) 建設部長。
◎建設部長(代田末継) 貴重な時間をお借りして、先ほど市長が申し上げました旧大島町の真砂A-1の不適正入居についてもう少し詳しく説明をしたいと思っております。議員の皆さま始め、市民の皆さまには大変不適正入居については御迷惑をおかけしました。この場を借りて改めてお詫び申し上げたいと思います。 昨年、18年12月6日に会計監査院から公営住宅の真砂団地ですけど、A-1等が特定企業の専用住宅として使用されているという実態が判明し、会計検査院からの不適正入居であるという指摘を受けました。その後、県を通じて国土交通省と協議を行い、会計検査院に対しても必要な調査資料を1年ぐらい掛かって提出してきたわけです。その結果、先月11月9日に平成18年度決算検査報告ということで会計検査院から国会に報告がなされております。その内容を、時間をいただいて朗読したいと思います。補助金の概要、管理、結果について会計検査院から指摘された件です。 長崎県西海市では、公営住宅法の規定に基づき、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸するなどのため公営住宅を整備し、管理している。そして、同市は、公営住宅建設事業により、昭和50年度に真砂団地A-1棟(鉄筋コンクリート造5階建、管理戸数30戸)を事業費1億3,706万2,000円(国庫補助金6,853万1,000円)で整備し、51年度から管理を開始しており、更に、平成16年度には外壁改修等を行う公営住宅ストック総合改善事業を事業費1,336万6,000円(国庫補助金668万3,000円)で実施している。 公営住宅の管理において、入居者の募集方法については、公営住宅法第22条の規定により、原則として公募によらなければならないとされており、入居者資格については、法第2条の規定により、現に同居し又は同居しようとする親族があること、入居者の1か月当たりの収入が公営住宅法施行令第6条で定める基準を超えないことなどとされている。 検査の結果としまして、本院は、長崎県及び西海市において、合規性等の観点から、公営住宅の管理が適切であるかなどに着眼して会計実地検査を行った。そして、本件補助事業について、公営住宅の管理及び現存する入居状況等に関する書類等により検査したところ、前記の真砂団地A-1棟の管理において、次のとおり適切とは認められない事態が見受けられた。 すなわち、同市では、昭和59年4月以降、管理戸数全30戸のうち26戸について法第22条に定める公募を行わず、地元企業及びその関係企業等からの申請により、法第23条の規定に定める入居者資格の審査を行わないまま、順次その従業員を入居させていた。そして、この26戸については、特定地元企業等が入居名義人となり、家賃も特定地元企業等から納付されていたことから、特定地元企業等の専用住宅と同様の実態となっていた。 このような事態が生じていたのは、同市において、公営住宅の管理に関し、法等の趣旨を十分理解していなかったこと、同県において、同市に対する指導及び監督が十分でなかったことなどによると認められる。 したがって、本件真砂団地A-1棟の公営住宅建設事業及び公営住宅ストック総合改善事業に対し交付された国庫補助金、計7,521万4,000円のうち、26戸について入居者の公募等を行わずに管理していた59年4月以降からの期間に係る国庫補助金相当額計812万9,774円が不当と認められる。ということが11月9日に国会へ報告されました。そうしたところ12月6、7日でしたか、長崎新聞、西日本新聞から大きく補助金の返還を求めないということが大々的に載っておりましたもんですから、私それから市長と翌週の火曜日だったろうと思いますが、県に確認するとともに御礼に行ったわけですけど、県にも文書は来ないということで、我々も分かったんですけど、私としても11月9日に国会報告ということで、今国会がずっと継続されているもんですから、まだ国会が終了にならないとこういうのがはっきりしないのかなと思ってたもんですから、新聞報道が早くなったんですけど、他に書類というのは国土交通省大臣官房会計課長からだけ国土交通関係予算の適正且つ効率的な執行についてということで、今般会計検査院から内閣に送付された平成18年度決算検査報告において工事の設計が不適切でないもの、補償費の算定が適切でないもの、補助金の交付額の算定が適切でないものなどが見受けられた。今後については関係法令の遵守、設計審査の徹底、施工の厳正な監督・検査の実施等になお一層努め、適正かつ効率的な予算執行をお願いしたいと、この旨の周知の徹底だけで大臣官房会計課長から長崎県土木部長に来たのが一つだけの書類だけです。そして県に行ったとき問い合わせたと言いますか、聞いたところ補助金の返還を求めなかったのは、国交省いわく直接は私たちも聞いていないんですけど、不適正な公営住宅の管理については会計検査院の御指摘なとおりであるということ。しかし、公営住宅建設費補助金等については、公営住宅整備基準に適合した住宅が整備されており、建設及び改善事業か、そのものは適切であった。また補助金適正化法及び公営住宅法に基づく補助金の返還を求めるよりも補助金の公益上の効果を回復した方が、事業主体の財政状況から見ても今後適正な管理に寄与することが期待されるので、公営住宅法の趣旨に資すと、判断したようですし、今後は会計監査院からの指摘の後、国交省でも長崎県でも指導を是正措置を賜って適正に図っているということが報告を長崎県から受けたということを聞いているということを国交省の人が言っておりました。こういうことで国交省としては補助金の返還までは求めず、公営住宅が適正に完了されるよう今後とも長崎県と共に西海市に対する指導を徹底して行きなさい、ことだけで私たちも聞いております。こういうことで来週25日ですか、市長と私と国土交通省に上京して国交省の方から求めないということを直に聞きに上りたいと思っております。以上です。長い間議員の皆さまには大変御迷惑をおかけしました。
○議長(
佐々木義信) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもちまして平成19年第4回
西海市議会定例会を閉会します。 午前10時49分 閉会会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 議長 署名議員 署名議員...